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小学校で食物と栄養の授業で劇をするハシエンダのこどもたち
◆ネグロス島について◆ ネグロス島とは、黒い人の島という意味です。東西の州に分かれており、わたしたちが関係しているのは西州です。 ネグロス島の貧困の根本的原因の第一は、大農園主による農地独占です。住民たちのほとんどは農園労働者で、自分の土地を持っていません。しかも極めて安い賃金で働かされているのです。政府は農地解放を政策として掲げていますが、遅々として進みません。大農園(ハシエンダ)には、経済活動や文化の発展の祈望も可能性も全くありません。 砂糖キビだけを作っているハシエンダにとって、砂糖の暴落、砂糖工場の操業停止などは、致命的とも言える災難でした。それでは、ネグロスの人たちは、どのようにして暮らしているのでしょう。限りなく貧しい中で生きることに慣れてきた人々は、いつも空腹であり、何も買えなくても、それなりに生きていくすべを知っています。それはもう、わたしたちには想像の出来ない状況です。ですから、もし援助という形を続けていけば、それは砂漠の乾いた砂に水を注ぐようなもので、さらにそれ以上の要求を生み出すだけになってしまうでしょう。そこで、愛と共に知恵が必要です。 今、わたしたちは、つらさを我慢して、援助に限界があることを伝え、その一方で、継続的で、より計画的な援助の継続の道を確立していかなければなりません。 |